アヘンの3倍強力でヘロインの10分の1の値段で手に入るとして、ロシアの子どもたちを中心に出回っているという合成麻薬「クロコダイル」による皮膚疾患を起こした患者の画像が公開されていました。
現在、この薬物の中毒者はロシアに120万人いるとされており、中毒者の大半が1年以内に死亡し、平均して2~3年でほとんどの場合死亡しているそうです。(以下閲覧注意でお願いします)
主な成分はリン酸、シンナー、ガソリンなどで、これらを混合させ精製された「クロコダイル」は、使用すると、皮膚、筋肉、骨、脳などが体内から壊死していくそうです。しかし同時に鎮痛作用があるためその痛みに気がつきません。
クロコダイルという名前の由来は、使用者の身体の肉を腐らせ、まるでワニに噛まれたような身体になってしまうことから命名されたそうです。
![1](http://livedoor.blogimg.jp/parumo_zaeega/imgs/3/e/3ef082db.jpg)
![4](http://livedoor.blogimg.jp/parumo_zaeega/imgs/b/9/b9a04ed6.jpg)
![7](http://livedoor.blogimg.jp/parumo_zaeega/imgs/a/e/aeced027.jpg)
![11](http://livedoor.blogimg.jp/parumo_zaeega/imgs/1/f/1f45e070.jpg)
この薬物はロシアを中心としてヨーロッパに広がっているそうで、ドイツでも報告されており、チェコ共和国では国家反麻薬機関が注意喚起を行っているそうです。
クロコダイルは、別名デソモルヒネと呼ばれ、市販されてる鎮痛剤をベースにガソリン、シンナー、、ヨード、リン酸などを加え熱をかけて作られるそうです。ロシアでは中毒者が台所などで自分で作ってしまうこともあり、不純物などが混じり、毒物、腐食性の物質を多く含み、その危険性が更に高まっているそうです。
![KROK](http://livedoor.blogimg.jp/parumo_zaeega/imgs/4/0/4034ef9f.jpg)
軽はずみに薬物に手を出すことがいかに危険だということがお分かりいただけるかと思います。日本と違いロシアなどではきちんとした教育を受けていないストリートチルドレンがたくさんいます。その為、安価に手に入る薬物はその副作用の怖さを説明してくれる人も存在せずにどんどん出回ってしまうようです。
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